アルミ部品補修の暇人さん 
                2004.03.14(日)〜15(月)

工具やバイク部品をゴチャゴチャと置いてたんだけど
目に余るようになってしまったので整理してたら
一昨年秋に転倒したときのブレーキレバーが出てきた。


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最初に、パテで肉盛りする部分をサンダーで削って表面を整えた。
状況によっては、ザラついてる方がパテが剥がれ難いと思います。

パテの肉盛り予定部分が平らになったので、
仕上げ削りが楽で美しくなるはず。



裏側

表側

レバーに亀裂や曲がりは無いんだけど、先端が削れています。


先日アルミパテを衝動買いしてしまったので
今回はそれを使って、このレバーを補修してみようと思います。
ちゃんと出来たら予備部品として保管しよ〜っと。


←補修に使うパテはこれ。

ある程度の硬さにはなるようだけど
耐熱温度は100℃ということで
エンジンなど熱くなる部分の補修には
使えませんね。

初期硬化 4時間
完全硬化 12時間 
 冬(気温10℃)の完全硬化 24時間


実は今回の補修に
プラモデル用のパテを使おうかと思ったけど
仕上がり色がレバーの色と違うとカッコ悪いので
このアルミパテを使うことにした。


今回の補修計画

1.レバーの削れた部分をヤスリまたはサンダーで平らに削る。

2.アルミパテが剥がれないように、肉盛りするパテを食い込ませる為に
  ドリルで穴をあける。

3.大雑把に形を整えながらパテを盛る。

4.サンドペーパーで削って仕上げる

工作開始



ドリルで穴あけ
肉盛りしたパテが衝撃でポロッと取れない様に
穴をあけて、そこへパテを食い込ませるようにします。

三郎さんはどうした?
抜け始めた冬毛を食べすぎたのか!? オエェ〜ッとやってます。


穴は4.5キリで、3個あけた。 
写真ではかなり浅くみえるけど、レバーの中心より深いです。
穴はまっすぐではなく、オバQの毛みたいに先広がりになるように
3個とも斜めにあけてます。
この穴にパテを奥まで詰める事により、肉盛りするパテが簡単に剥がれなくなる。

そして、いよいよアルミパテを肉付けしていく事になるんだけど
これがまた、やたらと粘っこい物質で
形を整えるのにかなり苦労した。(こういうのは不器用なので苦手)

ようやく出来た!と思ったら、思わず触ってしまい形が崩れてやり直し。
綺麗に仕事しようと思ったのに、結局は...


こんな感じで手がギトギトに。
エポキシ系接着剤の臭いが強烈で参った(汗)


どうにか形が出来たので、このまま24時間放置。
部屋に置いておくと臭いので外に置いたけど、光り物コレクターのカラスに
盗まれる可能性があるので、仕方なく室内で乾燥させる事にした。

24時間経過

ガッチリと固まりました。
さっそく棒ヤスリと粗目のサンドペーパーで削って
形を整えてみた


レバーのアルミ地とパテ部分の色に若干の色の違いがある為
仕上がりの美しさという点では、不満もあるけど
パテ素材は丈夫で充分な硬度があり、実用面では全く問題ないと思われる。


ヤスリをかけ始めた頃は、なんとも無かったんだけど
削っていくうちに微小な穴が出てきた。
パテを何度か盛り直ししていく中で、気泡が混じったようだ。
アルミパテは難しい。


このレバーは予備部品として保管しておく事に。捨てないで良かった♪