テンプメーターブラケット
再製作の暇人さん 2004.01.07

もうすぐCBの車検がやってくる。
バイザーは外そうかな? それから....
などと考えてたら、水温計の取付けブラケットが気になった。
前回はPETというプラスチックで作って、両面テープで留めてた。
これは車検のときに何か言われそうだ。要改善箇所。
というわけで、これを金属で製作してネジ止めすることにした。

まずは、CBのハンドルクランプポスト周辺をスケッチして
寸法を測定し図面を書いた。
そして、それを元にしてテンプメーターのブラケットを設計していく。

※前回は「ブラケット」ではなく「ステー」と書いてたけど、「ブラケット」も「ステー」も同じような意味です。


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部品製作
カラー2個は、SUS304の丸棒Φ16の廃材があったので
それを旋盤を使って切削。
プレートは、これまた板厚1ミリのSUS304の廃材があったので
それを高速カッター、弓ノコ、縦型フライス、ボール盤、サンダー
を使用して製作。材料費はタダ(笑)


構想
ハンドルポストの座グリ穴(ねじが埋まってる穴)に
カラーを突っ込んで、そこに板を敷いて
その上に水温計を強力マジックテープで取りつける。


寸法や、材質、ねじ長さを決める。
当初、プレートはアルミ(板厚2ミリ)を使用しようと思ったけど
ハンドルクランプをする為に、ネジを強く締めつけると変形する
可能性があるので、ステンレス(SUS304、板厚1ミリ)を選定した。



製作した部品は必要以上に精度を出して作ったので

パーフェクトだ!

否、図面通りに作ったという点ではパーフェクトだった

設計ミス発覚

ハンドルポストにあいた穴は直径14ミリちょいだった。
なので、今回製作したカラーの直径は14ミリにしといた。
いよいよはめてみる。
スポッとはまった♪ ...が、底までしっかりはまってないみたい。
ネジを入れて軽くしめて見ると、カラーがずんずん沈んで行った。
いやな予感がする....一旦カラーを取り外そうとすると、抜けない!
プライヤーで挟んで抜こうにも抜けない。無理するとカラーが変形しそうだ。
変形しても抜けそうにない。
しょうがないので、ネジを締めこんでカラーを圧入することにした。
カラーは、もう絶対抜けないだろう...
              部品を交換しない限り、もうノーマルには戻らない(汗)
なぜ直径14ミリ以上の穴に直径14ミリの物が入って行かないのか?
 ...もしやこの穴は、底の方が微妙に狭くなってるのでは!?
  気が付くのが遅いよ俺...初期段階での穴径測定が甘かった。
<注>抜く気になれば、カラーにM10タップを立ててジャッキUPまたは
      ショックハンマーを使用すると抜く事は出来ます。


まぁ、良しとしよう(汗)

こうなったら前進あるのみだ。
水温計はブラケットにマジックテープで取りつけるので
ブラケットにマジックテープを付けて、ハンドルポストにネジ止めした。
前回のブラケットに比べて、スマートで確実な構造だな〜。


そして、水温計をくっつけて完成。
設計意図は100%反映されてないが、良しとしよう...(汗)

PS.外気温−4℃ 車庫内保管で水温3℃