Fフォークプロテクタの暇人さん 2003.06.21

前々から気になってたんだけど、近頃の車両には付いてるのに
俺のバイクには付いてない部品がある。
Fフォークのボトムケース上端についてるFフォークプロテクタだ。

かなり前から、無いものは作ってしまえ!と思ってたんだけど、なかなか実行に移せなかった。

今日の空模様は、どんよりと曇り。出かける気がいまひとつしないなぁ。
...それでは、いよいよFフォークのプロテクタをこさえようか。


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DIYショップで、加工の容易なPETという材質(スモーク/板厚2mm)
を買ってきた。
PETは柔軟性があって、冷間曲げが可能で
ハサミで切断できるんだけど、厚さが2ミリだとちょっと辛い。
なので、切断及び曲げ加工は塩ビやアクリルと同様に行う事にした。

ちなみに材料費は500×400ミリで1500円くらい。


設計図面を印刷してからハサミで切って、それを型紙にして
材料に貼りつけて、マジックでケガキ線を入れてから
ジグソーで切断。
あとはサンダーで均してヤスリやカッターで面取りをして
ドリルで取付用の穴をあけた。(2.5キリ)

材料の加工が終わったんで、次は曲げだ。

CBのFフォークのアウターチューブ径は59mmなので、
それに近い直径の丸いものを用意しておく。
今回俺は、ヘアスプレーの缶を使った。

スプレー缶を曲げに使う場合
熱がかかるので、ガスが入ってると危険です。
缶に穴をあけておきましょう。
そのまま使うと爆発の危険性あり。

そして翌日

あちょ〜ッ!!
沸騰したお湯から取り出すので、当然熱い。
今思うと、湯切りしたあと革手袋とかで作業すればよかった。

柔らかく茹でられた材料を缶に巻きつける。
曲げが足りなかったら、もう一度お湯につけて
やりなおし。

なんとか、えぇ感じに曲げることが出来ましたな。

できたて ほやほや



設計は、既に完了してた。今思うと、プロテクター部分をもう少し広く取っておくべきだった。



洗面器に材料を入れて、ボコボコに沸騰したお湯を入れる。
そうすると間もなく材料は、ヘニョヘニョになるので、箸でつまみ上げる。

ここからは、材料がすぐ冷えてしまうので、スピード勝負だ!




バイクへの取付は、厚手の黒い両面テープとインシュロックを使いました。
今回の作業で一番難しかったのは、品物の内側に両面テープを貼る事だった。

今思うと品物じゃなくて、Fフォークに両面テープを貼っといた方が楽だったねぇ(笑)

(注)Fフォークの取り付け面は、事前にアルコールなどで脱脂しておくこと。


取付完了


そこへ三郎さんがやって来た

さぁて、何か手伝うかな? ハァハァ


Zzzz....

って、おい! 寝るのかよ!?
しかも、座ったまま (-_-;)

この後、急制動でFフォークをフルボトムさせて、Fフォークプロテクタと三又が
干渉しないかチェックして本日の作業終了。