マフラー交換の暇人さん　2004.07.17 （土）

ぬぁ〜ッ！　せっかくの休日が雨だよ。

暇だ。　つーことで、今日はマフラー交換じゃい。

バイクと同時に注文した社外品マフラー／ヨシムラＤＳＣサイクロン（フルチタン）は
２ヶ月遅れで届いたけど、なかなか取りつけられずにいた。
ただいまの走行距離３１００ｋｍ。　納車から２ヶ月半。
いよいよサイクロンを取りつける時が来た。
工具と休憩セット（毎度メンテナンスは、のんびりやってます）を用意して
バイクをサイドスタンドで停めて準備完了。（センタースタンドのボルトを一旦外す為）

エキパイのフランジボルトの脱着にあたり、六角レンチ（６番）の長い方を使うので
力を入れるためにメガネレンチ等を引っ掛けて使おうと思ったけど
上の図のような治具を作る事にした。

製作寸法

こんな感じに出来あがり。
昨日の３時休みの１０分間で
旋盤を使って製作しました。
六角レンチは抜き差し可能。

治具の材質はＳ４５Ｃ

作業開始

エキパイのフランジボルト８本、センタースタンド近くのボルト１本、
サイレンサー固定ボルト１本を外して、マフラー取り外し完了。
純正マフラーは、けっこうな重さで。

寝転がったり、しゃがんだりして作業するとの予想と
マフラーにキズが付かないようにと、麻袋を下に敷きました。

普段あまり見る事がないので、排気ポートを撮影してみた。

あ、そうだ！　古いガスケット抜かなきゃ（汗）

ヨシムラＤＳＣサイクロン　／　ＢＡＮＤＩＴ１２００用　部品構成

バフ掛けの青棒（？）がちょっと付着してたので、パーツクリーナーで拭き掃除。
純正マフラーと比べると、なんて軽いんだろう♪

あ、そうそう！　古いガスケット抜かなきゃ。

ダメなんだよなぁ〜最近。
そこら辺に置いたネジや工具を何処に置いたかわからなくなって暫らく捜したり。

ちょっとヤバいんじゃないか俺（汗）　　　もしかして休養が必要でしょうか？

ここらで休憩ついで、普段手が入らないところを掃除＆防錆剤塗布

センタースタンドは二本のボルトでとまってるんだけど、サイクロン用のセンタースタンドストッパーは
センタースタンドをとめるボルトの左側を外して、そこへ嵌めてセンタースタンドと共締めする。
しかし、ヨシムラの説明書通りに作業できない。　Ｍ１０のＵナットを嵌めようにもスペース的に入らない。

どうやらＢＡＮＤＩＴ１２００Ｓは、０４型から（？）センタースタンドに設計変更があったようだ。
ヨシムラへ電話確認してみると、ＢＡＮＤＩＴ１２００Ｓの０１年型をベースに設計をしたとの事。

横から見るとこんな感じ。
寝っ転がっての作業です。
センタースタンドがバネに引っ張られるので
穴がずれてボルトを通すのが難しいです。

Ｕナットは必要無いだろうと判断して、付けない事にした。
センタースタンドストッパーは、コの字型の部品。
本来はボルト＆ナットで両側固定だろうけど、今回はボルト頭側のみ固定。

センタースタンドを掛け外ししてみたら大丈夫みたいです。

センタースタンドストッパーの取りつけで苦労したけど、こっからは早いです。
新しいガスケットをエンジンに突っ込んで、マフラーを仮組みして取りつけ。

テールパイプとサイレンサーの取り付け。
指紋などの油分が付かないように、新品の軍手を履いて作業をしております。
最後にまたパーツクリーナーで脱脂するんだけどね。

脱脂は、チタンマフラーの焼け始めに油や水滴が付いてたら、
汚いムラがある焼け方になるので重要事項だ。

エキパイのフランジボルトを１本づつ外しては、耐熱グリスを塗布して本締めしていく。
ボルトの材質がステンレスなので、固着の恐れがあるからだ。
それから暖機運転して排気漏れ確認し、エンジンが冷えたら各部増し締めして作業終了。

アイドリング２分後。
さっそくチタンのエキパイが焼けて色が変わってきたよ。

さぁ〜て、純正マフラーを何処に仕舞おうか．．．。
０３型まではサイレンサー分割式だったけど、０４型からは一体マフラーなんだよねぇ。
結構大きくて重いので、場所の確保が辛いかも。

サイクロンの音を聞いて、思わずニヤリ。　
若干アフターファイヤーがするけど良い感じです。
あと、純正マフラーの熱膨張・収縮で聞こえた「カチンカチン」という音。
あれはかなり気になってたけど、もう気にしなくて良い♪
サイクロンの場合「コン．．．コン．．．」って気にならない程度の小さい音です。



走りに行きたいなぁ〜！　雨が上がって路面が乾いた。
　だけど今日は、もう一仕事。　スクリーンの暇人さんへつづく。

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